皆さま、こんにちは。PAPERMOON 冬野朋子です。
早いものでもう金曜日‼️ 今週もライトセラピーレッスンです✨
今日は、ちょっとエンタメ系より「光」について考えてみました。
というのも、その名もずばり『光』という映画が公開されたからです✨😆✨
しかも、私が好きな監督(というか世界が愛する監督ですね)、
河瀬直美さんの作品です。
カンヌで上映され、受賞こそ逃しましたが、
大変評価されたと報道されていましたね〜💖
日本より、カンヌでの方が愛されているのかも〜。
ということで、これはぜひ劇場で観るしかないぞ!と、先日足を運びました。
その日の最終回の上映だったためか、会場には数名しか観客がいませんでした。
まあ、それがかえって映画を盛り上げて(いや静まらせて?)くれたんですけどね。
…というのも、例によってまた重いのですよ、テーマが…😓
詳細はネタがバレてしまいますから避けますが、
ざっくりとストーリーをお話しすると…
主人公の美佐子は、目の見えない方へむけた映画のガイド(ナレーション)を
作る仕事をしています。
その仕事を通し、弱視の天才カメラマン雅哉と出会います。
彼の視力は徐々に失われていくのですが、その様をコントラストに、
彼女の心が葛藤とともに、徐々に変わっていく姿が描かれています…。
河瀬監督ですからね。単純なラブストーリーではないですね。はい。
いや、ラブストーリーでもないかも。
少なくとも私にはラブストーリーには映らなかったかなあ。
全体の空気も決して明るいものではありません。
しかも雅哉の視力が徐々に失われていくあたりは、ちょっと辛いというか、
エグイというか…。
主人公の美佐子の苦悩もまた、なかなかシビアで…。
なのに、映像がやたら綺麗だったりして…。
いつもの河瀬節全開のモードです💦💦
そしてやたらと、夕陽や陽射しが眩しく感じられるのですよ。
何しろ『光✨』ですものね。
この映画のテーマ、だからなあ。
…で、そんな中、私は劇場で考えたんです。
「目が見えない人にとって、光って何なんだろう?」
って。
光、光って言うのは、私たち、見える人間側の、特権だろうか??
って。
これまでこのライトセラピーレッスンでも「光とは?」ということを、
科学的な観点でお話ししてきましたが、
そんなことより、何より、
もっと根源的な意味での光って一体何なんだろう…
って。
考えながら答えを探して、目を閉じてみました。
目が見えない人の感じってどんなだろうって思いながら…。
まあ、そんな単純なことでは答えは得られませんが、
もしかしてこれ?っていう思いに至りました。
光って、
温度だ
と。
光って、暖かい。
と。
よく考えれば、赤外線が半分もあるから、当たり前と言えば当たり前。
でも「光とは温度である」という一つの解が得られたのは、
私にはちょっと発見でした✨
河瀬さん、ありがとう。
ということで。
劇場ではまだまだ上映中。
ご興味ある方は観に行かれてみてはどうでしょう。
またお会いしましょうね☺️
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